2025/06/23 19:18
ラングラーはカスタムパーツ、ドレスアップパーツ、便利グッズと多種多様なアイテムがあります。
入手困難なアメリカンブランドからAmazonで気軽にポチれるものまで本当にたくさんのアイテムがあり、これだっ!って言うアイテムを探すのもラングラー、グラディエーターオーナーの楽しみの一つですよね。
そんな輸入パーツを安心して楽しむ為、後悔しない選択をする為の裏話をちょっとだけお話しします。
輸入パーツと言えば気になる事の一つに品質問題があると思います。
今回はラングラー、グラディエーターの輸入パーツの品質とその流通経路についてお話しします。
ラングラー、グラディエーター用輸入パーツの分類を大別すると4つに分ける事ができます。
A,アメリカメーカーが設計開発して、中国工場へ生産委託し、アメリカ市場で販売するもの。
B,中国工場系メーカーが設計開発し、アメリカメーカーへ売込み、アメリカ市場向け(他国含む)に供給するもの。
C,中国メーカーが設計開発し中国工場で生産、中国市場で販売するもの。
D,中国メーカーの製品やアウトレット品を海外市場へ販売する貿易会社。
こんなイメージになります。
それぞれの特徴は
A,契約によって保護されているメーカー専用品なので、そのメーカーからしか購入できません。
アメリカから輸入するアイテムになります。主にアメ車ショップさんが得意として取扱っています。
(A’ )契約内容によっては”アメリカ以外の市場限定”でアウトレット品が流通する事があります。
これは数量限定のお値打ち品で私どもも常にアンテナを張って探しております。
B,中国メーカーの製品をアメリカメーカーがOEM品として採用し、オリジナルロゴを付けて商品化したもの。
独占販売契約を結ばない限り、他社も仕入れができるので同じ商品のブランドロゴ違い、ロゴ無し商品も流通します。
弊社の商社部門はこの”B”の製品を調達するネットワークを持っております。
品質の良いアメリカ市場向けの商品なので安心できます。
それによって自社で独自の保証やアフターサービスを付帯して販売することができるので、お客様への安心・安全を担保し満足度の高い商品をお届けする事ができます。
C,A,Bよりも品質レベルが同等かそれよりも劣るものが多くなります。
仕入れは安いけれど加工レベルにバラツキがある為、取付け作業に修正が必要になる場合が多い。
場合によっては取付けよりも修正作業の方が時間が掛かることがあり、その分工賃が高くなるかショップさんが泣く泣く負担しています。
DIY好きには素材として楽しむにはお値打ちかもしれませんね。
D,いわゆる中華製と揶揄されるレベルのものが多くなって来ます。
中国メーカーから買い付けた貿易会社が海外向けに販売します。
自動車業界ではない事業者やネット販売事業者、個人事業者へ販売することが多いです。
海外通販サイトや輸入雑貨系ネットショップ等。
簡単にまとめると
A,Bは自動車アフターマケットパーツに携わる企業同士の取引契約。
Cは中国国内の流通。
DはCの卸先貿易会社による海外販売で、業界不問の事業者、個人向け販売。
となります。
商品のサポートはしておりません。プロショップへご相談ください。等と本来ならば販売事業者が負うべきリスクを、消費者や取付け作業業者へ転嫁するようなショップの商品はDが多いかと思います。品質や対応力の差はショップによって千差万別の様です。
弊社は長年自動車アフターマケットパーツ業界に携わり、メーカーとして開発・生産を行う製造部門が日本製アルミバンパーを始め各種自社オリジナル商品を製造販売します。
商社部門は、アメリカ市場で人気と実績のある関連アイテムを厳しく選定し、日本市場向けにローカライズ作業を施し販売します。
そして両部門が連携し、お客様にとって”あぁこれを選んでよかった。”とご満足いただける商品をお届けする為に、ご購入前のご相談からご購入後のアフターサービス、品質保証、取付け作業に関するサポートまで誠実に取り組んでおります。
*これは弊社が属する環境における独自の見解であり、全てがこの限りではありません。